12/16 Belgian Legacy Cup2018 URデルバーでTOP4
2018年12月19日 ポエム コメント (4)
バクシーシ杯の宣伝アカウントとなり下がった本DN
しかし中の人間は息絶えてはいない
去年に引き続き、わが居住地ベルギーで行われる年に1度のレガシー祭典、Belgian Legacy Cupに参加して参ったので結果を記した
【調整~デッキ選択編】
去年のBelgian Legacy Cup2017でJCRことJapanese Crazy Reanimatorを使用し、望外のTOP4に入賞することで味を〆た愚か者バクシーシ
手垢のついたJCRを片手にオランダ、フランス、ドイツ果ては英国まで武者修行
結論から言えば時間とMoneyを大量消費し、何ら好成績を残すことはなかった
しかし悲しいかな、JCRという噴飯紙束に情が移ってしまったこと、また周囲から「JCRの人」という印象を持たれていたことにある種名誉を感じていた側面があり、しかしこれは今思えばただの呪縛でしかなく、他のデッキを試す動機を自ら”情で”消し去ってしまっており、このしょうもない糞塊をただ無為に擦り続ける日々を長々と過ごしていたのであった
そんな無明バクシーシも、もはや言い逃れできないほどの結果にぶち当たる
Dutch Open Series 0-4ドロップ
Belgian Legacy Cup Trial 0-3ドロップ
GP静岡 3-5(1bye込み)
ここまで叩きのめされないと気づけないほどに情が入り込んでしまった己が心の弱さを今はただ恥じ入ることしかできないが、ここでようやく他のデッキを触る決意をした
そのデッキは「赤単エルドラージ」
(https://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/216698/show/)
GP静岡の2週間前、日本出張で名古屋入りしたバクシーシが練習のため某所へ赴くと不思議なデッキを見かける
赤単プリズンのような嫌がらせとエルドラージ特有の無機物でデカいパンチ力
何とも言えないカオス感
一瞬で虜となった
GP静岡でほとほとJCRに愛想が尽きた私はGP2日目をパーツ現地調達に費やし、即席で組んでサイドイベントへ参加
競技レガシー1-2
8構2-0-1×2
デッキの動きを理解するほどに勝率が上がり、JCRとは比べ物にならないデッキパワー、ソリッド感、手応えを感じた
しかし課題は早々に露呈した
GP終了後、ベルギーへ帰国するや否や現地レガシーコミュニティへ赤単エルドラージを放り込む
レガシー練習会_1 2-3
レガシー練習会_2 2-3
レガシー練習会_3 2-3
なんと一度も勝ち越せない
その理由は簡単
引きムラや噛み合いをサポートするカードがとても少ないこと
こっちが回ればタコ殴り、噛み合わなければマグロすしざんまい
これは、長丁場において安定した成績を期待できないことを意味する
通例、Belgian Legacy Cupは7回戦以上が行われていること、もちろんデッキに対する理解が浅いことも十分な理由としてあるだろうが、デッキに対する期待感は否応にも下降していった
この時すでに12月初旬
2週間後にはBelgian Legacy Cup2018が控えているという状況で、握るべきデッキを完全に見失い、深い森の中で日没に見舞われるごとき絶望感に飲まれていいた
そんな折、ドイツ在住の盟友イムコくんから連絡があり、Belgian Legacy Cup2018へ遥々参加するとの連絡を受けた
彼とはベルギー赴任以来のレガシー仲間であり、親友でもある
そこで現状を切実に相談、もはや何を握るべきかわからない、と
彼は言った
「Be a monkey.(猿になれ)」
もはや何を言っているのか意味がわからなかったが、未だにわからない
ただ、シンプルなデッキを握るべきだということだけは伝わった
なお彼はバクシーシの忠告も聞かず本選をJCR(GCR?)で出場し、2-5という奇しくもGP静岡と同じ成績を残す体たらく
また関係ないが「あの変わったリアニを使ったJapaneseだろ?この界隈じゃ有名だぜ!」と人を持ち上げといてから墓地対をサイドからガン積みして奈落に落とす技術に定評のある「この界隈ニキ」a.k.a墓地対は常時6枚くんは0-5してやがったことを報告する
シンプルなデッキでありつつ…
先日の練習会ではスニショ、グリデル、DD・ローム・土地系が多かった…
去年のSE2で負けたミラクルマスター・ヨハンくんに雪辱を果たしたい…
導き出された答えは「赤青デルバー」
比較的シンプルな戦略、必要最低限のカウンターでコンボ耐性があり、PoPによる土地系デッキやグリコンへの優位性を鑑みて選択
ミラクルへの相性は使用者の練度による所が多いため、優劣判断不能
参考にしたのはhttps://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/217152/show/
このリスト上にある1挿しの損魂魔導士の意義がよくわからなかったこと、スニショやDD系が多かったことを受けVapor Snagに変更
(結果的にこの選択は大正解、グリデルやグリコンのアンコウを戻すとしばらく帰ってこない)
また、スニショが多かったのが印象的だったのでサイドに罠橋を2枚
これで苦手なエルドラージ系も見れるし一石二鳥!
画像のリストがこの時のものである
本選まで2日前の金曜日
FNMレガシーへ持ち込み、実戦調整
食物連鎖 ○○
土地単 ○○
エルフ ○○
確かな手ごたえを感じ、本選を待つのみとなった
【Belgian Legacy Cup2018】
盟友イムコくんをピックアップし、会場であるGhent(ゲント)へ向かう
道中、JCRのサイド論で盛り上がり、少し寂寥の念に駆られるがやはりアレはクソだと思い出したので無問題
本選:
R1 グリコン ○×○
R2 ドレッジ ○×○
R3 マーベリック ○○
R4 グリデル ××
R5 スニショ ○○
R6 4Cレクター ×○○
R7 ID
5-1-1で8位抜け!
SE1 グリデル(R4の人) ○○
SE2 ミラクル(宿敵ヨハンくん) ×○×
去年と同じくTOP4---!
しかも去年と同じ相手に負けた!!
しかもその後も勝って3連覇しよるし!!!
なお決勝の相手も去年と同じベンジャミンさん
つまり、1-3位が去年と同じ顔という奇跡
正直、練度の低いデッキながらここまで来れたことに安堵しつつ、やはり去年と同じ展開で負けたのはとても悔しい、複雑な気持ちである
今年一年、ここまでの道程を通じて情は呪縛でしかないということ、新たな一歩を踏み出す勇気と続ける根性の大切さを知ったのでした
来年こそは優勝狙うぞ!!!
しかし中の人間は息絶えてはいない
去年に引き続き、わが居住地ベルギーで行われる年に1度のレガシー祭典、Belgian Legacy Cupに参加して参ったので結果を記した
【調整~デッキ選択編】
去年のBelgian Legacy Cup2017でJCRことJapanese Crazy Reanimatorを使用し、望外のTOP4に入賞することで味を〆た愚か者バクシーシ
手垢のついたJCRを片手にオランダ、フランス、ドイツ果ては英国まで武者修行
結論から言えば時間とMoneyを大量消費し、何ら好成績を残すことはなかった
しかし悲しいかな、JCRという噴飯紙束に情が移ってしまったこと、また周囲から「JCRの人」という印象を持たれていたことにある種名誉を感じていた側面があり、しかしこれは今思えばただの呪縛でしかなく、他のデッキを試す動機を自ら”情で”消し去ってしまっており、このしょうもない糞塊をただ無為に擦り続ける日々を長々と過ごしていたのであった
そんな無明バクシーシも、もはや言い逃れできないほどの結果にぶち当たる
Dutch Open Series 0-4ドロップ
Belgian Legacy Cup Trial 0-3ドロップ
GP静岡 3-5(1bye込み)
ここまで叩きのめされないと気づけないほどに情が入り込んでしまった己が心の弱さを今はただ恥じ入ることしかできないが、ここでようやく他のデッキを触る決意をした
そのデッキは「赤単エルドラージ」
(https://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/216698/show/)
GP静岡の2週間前、日本出張で名古屋入りしたバクシーシが練習のため某所へ赴くと不思議なデッキを見かける
赤単プリズンのような嫌がらせとエルドラージ特有の無機物でデカいパンチ力
何とも言えないカオス感
一瞬で虜となった
GP静岡でほとほとJCRに愛想が尽きた私はGP2日目をパーツ現地調達に費やし、即席で組んでサイドイベントへ参加
競技レガシー1-2
8構2-0-1×2
デッキの動きを理解するほどに勝率が上がり、JCRとは比べ物にならないデッキパワー、ソリッド感、手応えを感じた
しかし課題は早々に露呈した
GP終了後、ベルギーへ帰国するや否や現地レガシーコミュニティへ赤単エルドラージを放り込む
レガシー練習会_1 2-3
レガシー練習会_2 2-3
レガシー練習会_3 2-3
なんと一度も勝ち越せない
その理由は簡単
引きムラや噛み合いをサポートするカードがとても少ないこと
こっちが回ればタコ殴り、噛み合わなければマグロすしざんまい
これは、長丁場において安定した成績を期待できないことを意味する
通例、Belgian Legacy Cupは7回戦以上が行われていること、もちろんデッキに対する理解が浅いことも十分な理由としてあるだろうが、デッキに対する期待感は否応にも下降していった
この時すでに12月初旬
2週間後にはBelgian Legacy Cup2018が控えているという状況で、握るべきデッキを完全に見失い、深い森の中で日没に見舞われるごとき絶望感に飲まれていいた
そんな折、ドイツ在住の盟友イムコくんから連絡があり、Belgian Legacy Cup2018へ遥々参加するとの連絡を受けた
彼とはベルギー赴任以来のレガシー仲間であり、親友でもある
そこで現状を切実に相談、もはや何を握るべきかわからない、と
彼は言った
「Be a monkey.(猿になれ)」
もはや何を言っているのか意味がわからなかったが、未だにわからない
ただ、シンプルなデッキを握るべきだということだけは伝わった
なお彼はバクシーシの忠告も聞かず本選をJCR(GCR?)で出場し、2-5という奇しくもGP静岡と同じ成績を残す体たらく
また関係ないが「あの変わったリアニを使ったJapaneseだろ?この界隈じゃ有名だぜ!」と人を持ち上げといてから墓地対をサイドからガン積みして奈落に落とす技術に定評のある「この界隈ニキ」a.k.a墓地対は常時6枚くんは0-5してやがったことを報告する
シンプルなデッキでありつつ…
先日の練習会ではスニショ、グリデル、DD・ローム・土地系が多かった…
去年のSE2で負けたミラクルマスター・ヨハンくんに雪辱を果たしたい…
導き出された答えは「赤青デルバー」
比較的シンプルな戦略、必要最低限のカウンターでコンボ耐性があり、PoPによる土地系デッキやグリコンへの優位性を鑑みて選択
ミラクルへの相性は使用者の練度による所が多いため、優劣判断不能
参考にしたのはhttps://deck.hareruyamtg.com/ja/deck/217152/show/
このリスト上にある1挿しの損魂魔導士の意義がよくわからなかったこと、スニショやDD系が多かったことを受けVapor Snagに変更
(結果的にこの選択は大正解、グリデルやグリコンのアンコウを戻すとしばらく帰ってこない)
また、スニショが多かったのが印象的だったのでサイドに罠橋を2枚
これで苦手なエルドラージ系も見れるし一石二鳥!
画像のリストがこの時のものである
本選まで2日前の金曜日
FNMレガシーへ持ち込み、実戦調整
食物連鎖 ○○
土地単 ○○
エルフ ○○
確かな手ごたえを感じ、本選を待つのみとなった
【Belgian Legacy Cup2018】
盟友イムコくんをピックアップし、会場であるGhent(ゲント)へ向かう
道中、JCRのサイド論で盛り上がり、少し寂寥の念に駆られるがやはりアレはクソだと思い出したので無問題
本選:
R1 グリコン ○×○
R2 ドレッジ ○×○
R3 マーベリック ○○
R4 グリデル ××
R5 スニショ ○○
R6 4Cレクター ×○○
R7 ID
5-1-1で8位抜け!
SE1 グリデル(R4の人) ○○
SE2 ミラクル(宿敵ヨハンくん) ×○×
去年と同じくTOP4---!
しかも去年と同じ相手に負けた!!
しかもその後も勝って3連覇しよるし!!!
なお決勝の相手も去年と同じベンジャミンさん
つまり、1-3位が去年と同じ顔という奇跡
正直、練度の低いデッキながらここまで来れたことに安堵しつつ、やはり去年と同じ展開で負けたのはとても悔しい、複雑な気持ちである
今年一年、ここまでの道程を通じて情は呪縛でしかないということ、新たな一歩を踏み出す勇気と続ける根性の大切さを知ったのでした
来年こそは優勝狙うぞ!!!
コメント
デルバー系は自分の中では憧れなので、
結果が出せてて凄いです!
エルフはチャンピオンの有無、土地単はGlacial Chasmループに入るかどうかが鍵です
使うのはめちゃ簡単だし総額はそれほど高くないのでオススメです